SCOOP プロジェクト
SCOOP プロジェクト(2006–2009)
異種スマート環境間をセキュアに動的接続・構成する基盤技術に関する研究
SCOPEプロジェクトとは,異種スマート環境間を越えてサービスを連携させるための基盤技術を研究するプロジェクトです.現在では西尾研究室のテーマでもある「ユビキタス」化が進み,徐々に家電など我々が何気なく利用している機器についても,無線などを通して制御を行えるようになってきています.しかし IP アドレス枯渇問題などにより,大抵の場合に個々のデバイスはプライベートネットワーク上に位置し,他のプライベートネットワーク上の機器との連携は NAT 越えの問題などにより容易ではありません.そのため仮想化技術などを用いて,他のネットワーク上の機器を自身のネットワークに存在するように見せたりという手法がとられていますが,機器同士のプロトコルの違いなど解決すべき問題はいまだ数多く存在しています.西尾研究室ではより容易に機器類の登録や参加の判断を行う手法などについても研究を行っています.
Wi-Foto
Find and Invoke services in a distributed smart space with Wi-Foto.
論文
分散スマート環境におけるユニバーサルなサービス制御機構, 2009年2月. [PDF]
マニュアル
Wi-Foto guide [PDF]
ソフトウェア
PeerPool
Dynamically construct a distributed smart space with PeerPool.
論文
スライド
仮想ローカルノード化手法によるスマート環境間接続. [PDF]
ソフトウェア
Debian パッケージ
バイナリアーカイブ
ソースアーカイブ
仮想スマート環境
To make and manage Virtuale Smart Environment.
論文
榎堀 優, 西尾 信彦, “動的に構成を変更可能な仮想スマート環境の構築,” 情報処理学会論文誌「人間中心のユニバーサル/ユビキタス・ネットワークサービス特集号, Vol.49, No.1, pp.58–68 (2008/1) [the paper's page on IPSJ]
ソフトウェア
シナリオベースのサービス連携機構
Write an abstract description of service collaboration and quickly run it with Scenario-driven Service Collaboration.
論文
分散スマート環境におけるシナリオベースのサービス連携構築. [PDF]
ソフトウェア
リンク
謝辞
本研究課題は,名古屋大学,立命館大学,(株)内田洋行との共同で行われた.本研究の一部は,総務省「戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)」の支援を受けて実施された.